Jリーグ戦開幕に寄せて

今年から90分引き分けが導入されたからかもしれないが、やはり終盤の展開が面白くなってきた。
『残り10分』の攻防が恐ろしくスリリングで面白い。
スタメンは疲れが見えてくる。
選手交代のタイミングを間違えば、組織は機能しなくなる。
強豪相手にはスコアレスドローをはじめから狙って、勝ち点1を小ずるく奪うことも出来る。
引き分け狙いをされた強豪チームは、意地にかけてもディフェンスをぶち破ろうとする。

大物外国人選手なんか居ないが、日本人の若い才能に着目すれば、面白く見られるぞ、Jリーグは。

今年の若手注目選手は

阿部吉朗(FC東京)
大学在学中に天皇杯で二得点。ゴールへの嗅覚はすでにプロ級。今、新人王に一番近い選手といえる。
玉乃淳(東京ヴェルディ1969)
スペインはアトレティコ・マドリーユース出身の18歳。デビューは昨年だが、そのときは高校在学中だった。少年漫画のような経歴だが、プレイも少年漫画的。

東京のこの二人が面白そうだ。