セーラームーン Act.33

亜美とレイ、親と向き合うの巻。
充足した家庭を持ったうさぎと美奈子、幼い頃から親のないまこととは違い、形は事なれど少し問題を抱えている家庭で育っている二人の、「家族」の物語。
物語の全ては前世に理由がある…とはいえ、今現世に生まれてきたのは親があるから。今まではその親と正面から向き合うことを避けてこられたが、『警察に補導される』と言うことからそれぞれ親と正面から向き合わなければならなくなってしまった。
レイは、母の死に目にも来なかった仕事に忙しい父を憎悪し、亜美は母からの期待に押しつぶされようとしている。そんな家庭の事情を30分かけて丁寧に描いたエピソード。
次週、亜美とレイのクラウンでのパジャマパーティー。Act.5でパジャマパーティーに参加しなかったレイと、パジャマパーティーで無理をして倒れた亜美によるパーティーというのも、ある意味象徴的だ。