セーラームーン Act.43

やっと、脚本・演出共に引き締まってきたな。ここ数話は、最終回に向けての伏線の消化のために足止め食っていた感があるので(実際、佐藤演出の回は酷かった…Act.41はいいんだけど42のテンポの悪さは…脚本にも問題はあるんだろうけど、それ以上に…)。

プリンセス・セーラームーンは、うさぎの怒りや憎しみがトリガーになって発現する人格だった。そのことに気づいた衛が、命を賭けてうさぎへ真相を伝えに向かう。
つまり、良き力だけでなく、悪しき力まで銀水晶は増幅してしまう。使い手が憎しみに染まれば、クインメタリアのエネルギーは増大される。どうもそう言うことらしい。

今まで、慈愛や喜びによって銀水晶の力が発現されるより、悲しみ(亜美の変心・衛の「死」)や、ベリル・妖魔への怒りで発現してきたので、銀水晶=メタリアの相関関係が成り立ってきたのだろうか?と推測している。

それにしても、やっぱ水に濡れるマーキュリーでしょうかね、今回の白眉は。夜景での撮影に逆光という効果もあって、綺麗に見えた。