亭主関白は不器用なフェミニズムの表れでは?
亭主関白って言葉がある。
かってさだまさしが「関白宣言」という曲をリリースしたとき、女性団体から猛講義を食らったらしい。『女性の自立を阻害し、男尊女卑思想を蔓延させる曲だ』と。
だが、ちょっと待って欲しい。言葉の細部を良く見てもらいたい。
亭主が、関白なのだ。
関白ということは、居るんだろうね、亭主とは別に元首が。
なんつうか、「代わりにめんどくさいことは全部やっておくから、おまえさんはうちの中のことに集中していろ」という、嫁さんへの不器用な気遣いを意味することなのかも知れぬと思ったり思わなかったり。
なので、差別的な言葉だといわれると引っかかるのであったり。
まぁ、「外で働きたい女性」には迷惑な言葉かもしれんが、古典的に「お嫁さんになりたい」女性にはむしろ都合のいい言葉なんじゃないの?
以上雑感。